歯に食べ物がはさまるのはなぜ? 因別の対処法と歯科受診の目安|BF中日ビル歯科・矯正歯科|名古屋市 栄の歯医者

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歯に食べ物がはさまるのはなぜ? 因別の対処法と歯科受診の目安

口臭
食事のたびに同じ場所へ食べ物がはさまる、歯間に詰まったものが取れにくい、以前より頻繁に物がはさまるようになった。そのような悩みには、歯と歯のすき間や歯ぐきの変化、詰め物の不具合などが関係している場合があります。考えられる原因や自宅でできる対処法、歯科医院での治療についてわかりやすく解説します。

歯間ケア虫歯・歯周病予防歯科受診の目安

歯に物がはさまる状態が続くときは、食べ物を取り除くだけでなく、なぜはさまるのかを確認することが大切です。

歯と歯の間にすき間がある、歯ぐきが下がっている、虫歯や詰め物の不具合があるなど、原因はさまざまです。歯間ブラシやデンタルフロスで清掃することは大切ですが、無理に押し込んだり、先の尖った道具でほじったりすると、歯ぐきを傷つけるおそれがあります。

特定の場所に繰り返し食べ物がはさまる場合や、痛み、出血、腫れを伴う場合は、歯科医院で原因を調べてもらいましょう。

01歯に物がはさまる主な原因とは?

歯と歯の間にすき間ができている

歯と歯の間にすき間があると、食事中に野菜の繊維や肉などが入り込みやすくなります。もともとの歯並びや歯の形、歯の位置などが影響するほか、歯周病による歯ぐきや歯を支える組織の変化が関係することもあります。

すき間があるからといって、必ずしも異常とは限りません。ただし、以前は気にならなかった場所に急に物がはさまるようになった場合は、歯や歯ぐきに変化が起きている可能性があります。

歯周病によって歯ぐきが下がっている

歯周病が進行すると、歯を支える組織に影響が及び、歯ぐきが下がったり、歯と歯の間のすき間が目立つようになったりすることがあります。歯の根元付近に空間ができると、食べ物が詰まりやすくなる場合があります。

歯ぐきの出血や腫れ、口臭、歯のぐらつきなどがある場合は、歯周病の可能性も考えられます。歯周病は初期には自覚症状が少ないこともあるため、症状が軽くても定期的な検診が重要です。

虫歯や詰め物・被せ物に問題がある

歯と歯の間に虫歯ができたり、詰め物や被せ物の形が合わなくなったりすると、食べ物が引っかかりやすくなることがあります。修復物の一部が欠けている、外れている、歯との境目に段差があるといった状態も原因の一つです。

こんな変化があれば歯科医院へ
  • 詰め物や被せ物を入れてから食べ物がはさまりやすくなった
  • 特定の歯の間だけに繰り返し食べ物が詰まる
  • 歯が欠けたように感じる、舌で触ると段差がある
  • 食べ物がはさまる場所に痛みやしみる症状がある

02食べ物がはさまりやすい人に見られる特徴

歯並びや歯の形に特徴がある

歯並びが不規則な部分や、歯と歯の接触する位置に特徴がある場合は、食べ物が引っかかりやすくなることがあります。歯の形や向きによっては、歯間の清掃が難しい場所ができることもあります。

歯並びが原因の場合でも、必ず矯正治療が必要とは限りません。まずは歯科医院で歯と歯の接触状態や清掃しにくい部分を確認し、必要な対処を相談しましょう。

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある

歯ぎしりや食いしばりは、歯や詰め物に強い力をかけることがあります。その影響で歯がすり減ったり、修復物に負担がかかったりする場合があります。ただし、歯ぎしりだけが食べ物のはさまりの原因とは限りません。

歯の欠けや詰め物の破損、顎の疲れなどが気になる場合は、歯科医院で確認しましょう。必要に応じて、噛み合わせの評価やマウスピースなどの対応が検討されます。

歯間の清掃が十分にできていない

歯ブラシだけでは、歯と歯が接している部分や歯間の汚れを十分に取り除けないことがあります。食べ物がはさまる場所に歯垢が残ると、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

歯ブラシに加えて、歯間の広さに合ったデンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。道具が合っていないと歯ぐきを傷つけることもあるため、サイズや使い方に不安がある場合は歯科医院で指導を受けるのがおすすめです。

03歯に物がはさまったときの正しい対処法

まずは水で口をすすいでみる

食事中に食べ物がはさまった場合は、まず水で口を軽くすすいでみましょう。小さな食べかすであれば、すすぐことで取れることがあります。

強く何度もすすいだり、舌や指で無理に押し出したりする必要はありません。取れない場合は、歯間清掃用具を適切に使って取り除きましょう。

デンタルフロスで歯と歯の間を清掃する

歯と歯の接触部分に詰まった食べかすには、デンタルフロスが役立ちます。フロスを無理に押し込まず、ゆっくりと歯の間へ通し、歯の側面に沿わせるように動かして汚れを取り除きます。

勢いよく歯ぐきに押し当てると、歯ぐきを傷つけるおそれがあります。フロスが毎回同じ場所で引っかかる、ほつれる、通らない場合は、詰め物の段差や歯の形などが関係している可能性があるため、歯科医院で相談しましょう。

歯間ブラシはすき間の大きさに合わせて使う

歯と歯の間にある程度のすき間がある場合は、歯間ブラシが適していることがあります。無理なく入るサイズを選び、歯ぐきに強く押しつけずに清掃しましょう。

細すぎると汚れを十分に取り除きにくく、大きすぎると歯ぐきを傷つけることがあります。すべての歯間に同じサイズが合うとは限らないため、歯科医師や歯科衛生士に適切なサイズを確認してもらうと安心です。

避けたい対処法
  • 爪楊枝や針など、先の尖ったもので強くほじる
  • 無理に歯間ブラシを押し込む
  • 取れない食べかすを放置したままにする
  • 痛みや出血があるのに、強い力で清掃を続ける

安全に取り除けない場合や、痛み・腫れがある場合は、無理をせず歯科医院に相談してください。

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04歯に物がはさまるのを防ぐ毎日の予防習慣

歯ブラシと歯間清掃用具を併用する

歯ブラシで歯の表面を磨くだけでなく、歯と歯の間も清掃することが大切です。デンタルフロスや歯間ブラシを毎日のケアに取り入れることで、歯ブラシだけでは届きにくい部分の歯垢を取り除きやすくなります。

ただし、歯間清掃用具は食べ物を取り除くためだけのものではありません。歯垢を除去して虫歯や歯周病を予防する目的でも、適切に継続することが重要です。

歯ぐきの状態を日頃から確認する

歯ぐきが赤く腫れていないか、歯磨きで出血しないか、以前より歯が長く見えないかなど、日々の変化に気を配りましょう。こうした症状は歯周病などのサインである可能性があります。

歯ぐきの変化は自分では気づきにくいこともあります。症状がなくても定期的に歯科検診を受け、歯周ポケットや歯ぐきの状態を確認することが予防につながります。

食後のケアを習慣にする

食後に食べ物がはさまりやすい方は、口をすすぎ、必要に応じて歯間清掃用具を使う習慣をつけましょう。外出先では無理に取り除こうとせず、清潔な道具を使える環境でケアすることも大切です。

食べ物がはさまる頻度が高くなってきた場合は、セルフケアだけで解決しようとせず、歯科医院で原因を調べてもらいましょう。

毎日のセルフケアチェックリスト
  • 歯ブラシで歯の表面を丁寧に磨く
  • デンタルフロスや歯間ブラシを適切に使う
  • 歯間清掃用具を無理に押し込まない
  • 歯ぐきの腫れや出血などの変化を確認する
  • 食べ物がはさまる場所や頻度を把握する
  • 定期検診で磨き残しや歯ぐきの状態を確認する

05歯科医院で行う検査と治療方法

歯と歯の間や詰め物の状態を確認する

歯に物がはさまる原因を調べるため、歯と歯の接触状態、虫歯の有無、詰め物や被せ物の形、歯ぐきの状態などを確認します。必要に応じてレントゲン検査などを行い、目で見えにくい部分の状態を調べることもあります。

原因は一つとは限りません。歯の形や歯並びだけでなく、歯周病や修復物の不具合が関係していないかを確認し、状態に合った対応を検討します。

虫歯や詰め物の不具合を治療する

虫歯が原因の場合は、虫歯の進行度に応じて治療を行います。詰め物や被せ物の形状や適合に問題がある場合は、状態に応じて調整や修復物の作り直しなどを検討します。

詰め物の不具合が疑われる場合でも、必ず作り直しが必要とは限りません。歯の状態や修復物の種類を確認し、必要な治療について歯科医師と相談しましょう。

歯周病の治療や専門的なクリーニングを受ける

歯周病が関係している場合は、歯周ポケットや歯ぐきの状態を確認し、歯石除去や歯周基本治療などを行うことがあります。歯周病による歯ぐきの変化があるときは、日々の清掃方法も見直すことが大切です。

専門的なクリーニングは、セルフケアでは取り除きにくい歯石などの除去に役立ちます。ただし、歯ぐきが下がってできたすき間が必ず元に戻るわけではないため、治療後も継続的な管理が必要です。

歯並びや噛み合わせに応じた対策を検討する

歯並びや噛み合わせが原因の一つと考えられる場合は、歯の接触状態や清掃のしやすさを確認します。必要に応じて、修復物の調整や矯正治療などが選択肢になることもあります。

治療方法は、歯や歯ぐきの状態、症状の程度によって異なります。食べ物がはさまるという理由だけで治療を決めるのではなく、原因やメリット、注意点を確認したうえで選びましょう。

06歯に物がはさまる悩みに関するよくある質問

毎回同じ場所に食べ物がはさまるのはなぜですか?

歯と歯の間のすき間、歯の形や歯並び、歯ぐきの変化、虫歯、詰め物や被せ物の不具合などが考えられます。特定の場所に繰り返しはさまる場合は、原因を確認するため歯科医院を受診しましょう。

歯に物がはさまるのは虫歯のサインですか?

虫歯が原因の場合もありますが、歯間のすき間や歯ぐきの変化など、虫歯以外の原因もあります。痛みがなくても虫歯が進行している場合があるため、繰り返しはさまるときは診察を受けることをおすすめします。

爪楊枝で食べ物を取ってもよいですか?

先端を強く押し込んだり、歯ぐきを突いたりする使い方は避けましょう。歯間の広さに合ったデンタルフロスや歯間ブラシを使う方法が適しています。無理に取ろうとせず、痛みや出血がある場合は歯科医院に相談してください。

歯間ブラシとデンタルフロスはどちらを使えばよいですか?

歯と歯の接触が強い部分にはデンタルフロス、すき間がある部分には歯間ブラシが適していることがあります。口の中の状態によって使い分けが必要なため、どちらが合うかわからない場合は歯科医院で確認しましょう。

歯ぐきが下がると食べ物がはさまりやすくなりますか?

歯ぐきが下がって歯と歯の間の空間が目立つようになると、食べ物が詰まりやすくなることがあります。ただし、歯ぐきが下がる原因には歯周病なども関係します。変化に気づいたら、原因を確認するため歯科医院を受診しましょう。

痛みがなければ歯科医院に行かなくてもよいですか?

痛みがなくても、虫歯や歯周病、詰め物の不具合などが隠れている場合があります。特定の場所に繰り返し食べ物がはさまる、以前より頻度が増えた、歯ぐきから出血するなどの変化がある場合は、早めに相談することをおすすめします。

小顔

07歯に物がはさまる原因を確認して、快適に食事を楽しみましょう

食べ物がはさまる悩みは原因に合わせた対策が大切

歯に物がはさまる原因には、歯と歯の間のすき間、歯ぐきの後退、虫歯、詰め物や被せ物の不具合、歯並びなど、さまざまなものがあります。原因が異なれば、必要な対処法も変わります。

  • 食べ物がはさまったら水ですすぎ、適切な道具で清掃する
  • デンタルフロスや歯間ブラシを正しく使う
  • 先の尖った道具で無理にほじらない
  • 歯ぐきの腫れや出血、痛みなどの変化を見逃さない
  • 同じ場所に繰り返しはさまる場合は歯科医院で相談する

食べ物がはさまる状態を放置すると、清掃が難しくなり、歯垢が残りやすくなることがあります。毎日のセルフケアに加えて、定期検診で歯や歯ぐきの状態を確認することが、口の健康を守るうえで重要です。

繰り返す食べ物のはさまりは早めに相談を

食事のたびに同じ場所へ食べ物がはさまる、フロスが引っかかる、歯ぐきから血が出るなどのお悩みがある方は、歯科医院で原因を確認しましょう。原因に合った治療や清掃方法を知ることで、日々の不快感の軽減と虫歯・歯周病の予防につながります。

ご注意
本記事は、歯に物がはさまる原因や対処法について一般的な情報を提供するものであり、診断や治療に代わるものではありません。症状の原因や適切な治療方法は、歯や歯ぐきの状態によって異なります。痛み、腫れ、出血などがある場合や、同じ場所に繰り返し食べ物がはさまる場合は、歯科医院で診察を受けてください。

監修者情報

理事長 小池 陵馬 Ryoma Koike

小池 陵馬(こいけ りょうま)
BF中日ビル歯科・矯正歯科/医療法人清翔会 理事長

矯正治療のスペシャリストとして培った噛み合わせの専門知識と、30,000件超の豊富な臨床経験を基に、歯を削らない審美治療「ブラックフィルム」を通じて、患者さまの天然歯を守りながら理想の笑顔を実現しています。

略歴・資格・認定・実績

  • 広島大学歯学部 卒業
  • 名古屋市立大学口腔外科 非常勤講師
  • 日本顎咬合学会 認定医(噛み合わせ認定医)
  • インビザライン「レッドダイヤモンド・プロバイダー」(国内最高ランク)
  • 症例数30,000件以上の矯正治療実績

その他

  • 全国17院を展開