虫歯があってもマウスピース矯正はできる?治療の順番と虫歯予防のポイントを解説|BF中日ビル歯科・矯正歯科|名古屋市 栄の歯医者

ブログ BLOG

虫歯があってもマウスピース矯正はできる?治療の順番と虫歯予防のポイントを解説

歯の痛み
マウスピース矯正を始めたいけれど、虫歯が見つかったらどうなるのか不安に感じていませんか。矯正を始める前の治療や、矯正中に虫歯を防ぐためのケアについてわかりやすく解説します。

歯並びを整えるためにマウスピース矯正を検討していても、虫歯があると治療を始められるのか気になる方は多いのではないでしょうか。

虫歯がある場合でも、状態によっては必要な治療を行ったうえでマウスピース矯正を進められます。ただし、虫歯の進行度や治療内容によっては、矯正を始める前に虫歯治療を優先することが大切です。

この記事では、虫歯とマウスピース矯正の関係、治療の進め方、矯正中に虫歯を予防するための具体的な方法を紹介します。

01虫歯があってもマウスピース矯正はできる?

虫歯がある場合は状態に応じて判断する

虫歯があるからといって、必ずしもマウスピース矯正ができないわけではありません。大切なのは、虫歯の進行度や治療の必要性を確認し、口腔内の健康を整えてから矯正計画を立てることです。

初期の虫歯で経過観察が適切な場合もあれば、歯を削って詰め物をするなどの治療が必要な場合もあります。痛みがなくても虫歯が進行しているケースがあるため、自己判断せず歯科医院で確認しましょう。

矯正前に虫歯治療を優先することがある

進行した虫歯や痛みのある歯が見つかった場合は、矯正を始める前に虫歯治療を行うことがあります。虫歯を放置したまま矯正を進めると、治療中に痛みが出たり、追加の処置が必要になったりする可能性があるためです。

矯正前に虫歯の状態を把握しておくことで、治療中のトラブルを減らし、無理のない治療計画を立てやすくなります。

矯正中に虫歯が見つかった場合も対応できる

マウスピース矯正中に虫歯が見つかった場合は、虫歯の状態や治療内容に応じて対応します。必要に応じてマウスピースの使用を一時的に調整したり、虫歯治療後にマウスピースの適合を確認したりすることがあります。

治療中に歯の痛みやしみる症状が出た場合は、我慢して矯正を続けず、担当の歯科医師に相談してください。

知っておきたいポイント

矯正を優先できるかどうかは、虫歯の進行度や治療の必要性によって異なります。矯正相談とあわせて虫歯の検査を受け、適切な順番を確認しましょう。

02マウスピース矯正中に虫歯ができる原因

歯とマウスピースの間に汚れが残る

マウスピースを装着する前に歯磨きが不十分だと、歯の表面に残った食べかすや歯垢がマウスピースで覆われることになります。汚れが残った状態が続くと、虫歯のリスクが高まる可能性があります。

特に歯と歯の間や奥歯の溝、歯と歯ぐきの境目は磨き残しが起こりやすい場所です。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも活用して清掃しましょう。

マウスピースを装着したまま糖分を含む飲み物を飲む

マウスピースを装着したまま、砂糖入りのコーヒーやジュース、スポーツドリンクなどを飲む習慣にも注意が必要です。糖分を含む飲み物が歯とマウスピースの間に入り込むと、虫歯の原因となる環境につながることがあります。

基本的には、水以外の飲み物を飲むときはマウスピースを外しましょう。飲食後は歯を清潔にしてから再装着することが大切です。

マウスピースの洗浄や歯磨きが不十分になる

歯だけでなく、マウスピース自体を清潔に保つことも重要です。マウスピースに汚れが付着したまま使用すると、口腔内の衛生状態が悪化する原因になる場合があります。

マウスピースは歯科医師の指示に従って洗浄し、熱湯の使用など変形につながる方法は避けましょう。また、マウスピースを装着する時間を守りながら、毎日の口腔ケアを丁寧に続けることが大切です。

歯のケア

歯ブラシに加えてフロスなどを使い、磨き残しを減らします。

装置のケア

マウスピースを定期的に洗浄し、清潔な状態で使用します。

03虫歯を放置してマウスピース矯正を続けるリスク

虫歯が進行して歯の治療範囲が広がる

虫歯は初期には自覚症状が少ないことがありますが、進行すると歯の内部まで感染が広がり、より大きな治療が必要になる場合があります。痛みがないからといって、虫歯がないとは限りません。

矯正中も定期的に歯科検診を受け、虫歯の早期発見と早期対応につなげましょう。

痛みやしみる症状が生じることがある

虫歯が進行すると、冷たいものや甘いものがしみたり、噛んだときに痛みが出たりすることがあります。こうした症状は虫歯以外の原因でも起こりますが、続く場合は歯科医院で原因を調べることが大切です。

マウスピースの装着による圧迫感と決めつけず、痛みの場所や症状の変化を担当医に伝えましょう。

詰め物や被せ物の治療でマウスピースの調整が必要になる

虫歯治療で詰め物や被せ物を行うと、歯の形が変わり、マウスピースが合わなくなることがあります。治療内容によっては、マウスピースの調整や再作製が必要になる場合もあります。

矯正中に虫歯治療を受ける際は、矯正担当医と治療を行う歯科医師に情報を共有し、装置の適合や今後の治療計画を確認しましょう。

注意したい症状

強い歯の痛み、歯ぐきの腫れ、噛めないほどの痛みなどがある場合は、早めに歯科医院へ相談してください。腫れが急速に広がる、発熱を伴うなどの症状がある場合は、速やかな受診が必要です。

矯正治療

04マウスピース矯正中に虫歯を予防する方法

食事の後は歯磨きをしてから装着する

食事や間食の後は、歯磨きをしてからマウスピースを装着する習慣を身につけましょう。外出先などですぐに歯磨きができない場合は、可能な範囲で口をゆすぎ、できるだけ早く丁寧に歯を磨いてください。

ただし、酸性の飲食物を摂取した直後は歯の表面が一時的に影響を受けていることがあります。水で口をゆすぎ、歯磨きのタイミングについては口腔内の状態に応じて歯科医師に相談しましょう。

フッ素入り歯磨き剤を活用する

フッ素には歯の再石灰化を助け、虫歯の予防に役立つ働きがあります。年齢や口腔内の状態に適したフッ素入り歯磨き剤を使用し、製品の使用方法に従って歯を磨きましょう。

歯磨き後のすすぎ方についても、歯磨き剤の表示や歯科医師の指示を参考にしてください。虫歯になりやすい方は、歯科医院で予防方法を相談するのもおすすめです。

歯ブラシとフロスを併用する

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に取り除けないことがあります。デンタルフロスや歯間ブラシを併用して、歯の隙間や歯ぐきの境目まで清掃しましょう。

歯間ブラシは、歯と歯の間に合ったサイズを選ぶことが重要です。無理に押し込むと歯ぐきを傷つけるおそれがあるため、使い方に不安がある場合は歯科医院で確認してください。

定期検診とプロフェッショナルケアを受ける

毎日のセルフケアに加え、歯科医院で定期的に虫歯や歯ぐきの状態を確認することも大切です。歯科医師や歯科衛生士によるクリーニングでは、自分では落としにくい歯垢や歯石への対応、磨き方の確認などができます。

通院間隔は口腔内の状態によって異なるため、担当医と相談して決めましょう。

飲み物に注意

マウスピース装着中は、基本的に水を選びましょう。

装着前に確認

歯に食べかすが残っていないか確認してから装着します。

装置も洗浄

マウスピースは指示された方法で毎日洗浄します。

検診を継続

症状がなくても定期的に歯の状態を確認します。

05虫歯が見つかったときの治療の流れ

まずは虫歯の有無と進行度を確認する

矯正前の検査では、歯並びや噛み合わせだけでなく、虫歯や歯周病など口腔内全体の状態を確認します。必要に応じてレントゲン検査などを行い、目では見えにくい部分も調べます。

検査結果をもとに、先に治療すべき虫歯があるか、経過観察が可能かを判断します。

必要な虫歯治療を受ける

治療が必要な虫歯が見つかった場合は、進行度に応じて処置を行います。初期の虫歯では経過観察や予防管理が選択されることもありますが、進行している場合は詰め物や被せ物、根管治療などが必要になることがあります。

治療方法は歯の状態によって異なります。治療の内容や期間、矯正開始への影響について、事前に説明を受けておくと安心です。

口腔内の状態を確認して矯正を開始する

必要な虫歯治療が終わり、矯正を進められる状態になったら、歯並びや噛み合わせの検査をもとに治療計画を立てます。マウスピース矯正では歯の形に合わせて装置を作製するため、治療前の口腔内の状態を把握することが重要です。

矯正開始後も、歯の状態や装置の適合を定期的に確認しながら進めます。

矯正中に虫歯治療が必要になったら相談する

矯正中に虫歯が見つかった場合は、自己判断でマウスピースの装着を中断したり、装着時間を大きく変更したりせず、担当医に相談してください。虫歯治療の内容によって、装着の継続や一時的な調整、マウスピースの再作製などを検討します。

  1. 口腔内の検査
    虫歯や歯ぐきの状態、歯並びを確認します。
  2. 必要な治療
    虫歯の進行度に応じて治療や予防管理を行います。
  3. 矯正計画の作成
    口腔内の状態を踏まえて矯正方法を検討します。
  4. 矯正中の定期確認
    虫歯予防と装置の適合を確認しながら治療を進めます。

06虫歯とマウスピース矯正に関するよくある質問

Q. 虫歯が1本でもあるとマウスピース矯正はできませんか?

虫歯がある場合でも、状態によっては矯正を受けられます。ただし、治療が必要な虫歯がある場合は、先に虫歯治療を行うことがあります。検査を受けて、矯正を始める適切な時期を確認しましょう。

Q. マウスピース矯正中は虫歯になりやすいですか?

マウスピース自体が直接虫歯を作るわけではありませんが、歯磨きが不十分な状態で装着したり、装着中に糖分を含む飲み物を飲んだりすると、虫歯のリスクが高まる可能性があります。食後の歯磨きと装置の洗浄を習慣にしましょう。

Q. 矯正中に虫歯が見つかったらマウスピースは外すべきですか?

虫歯の状態や治療内容によって対応が異なるため、自己判断で装着を中断せず、担当医に相談してください。治療内容に応じて装着時間の調整や装置の再作製などを検討する場合があります。

Q. マウスピースを装着したまま水以外の飲み物を飲んでもよいですか?

基本的には、水以外の飲み物を飲むときはマウスピースを外すことをおすすめします。糖分を含む飲み物は虫歯のリスクにつながる場合があり、熱い飲み物は装置の変形を招く可能性もあります。

Q. 虫歯治療をすると矯正期間は長くなりますか?

治療内容や虫歯の状態によっては、矯正開始が遅れたり、矯正中の治療計画を調整したりする場合があります。どの程度影響するかは個人差があるため、検査結果をもとに担当医へ確認しましょう。

Q. 痛みがなければ虫歯の検査を受けなくても大丈夫ですか?

痛みがなくても虫歯が進行している場合があります。矯正を始める前には口腔内の検査を受け、矯正中も定期的に歯の状態を確認することが大切です。

 

歯並び

07虫歯を予防しながら、健康な歯でマウスピース矯正を始めましょう

矯正前に虫歯の状態を確認することが大切

虫歯がある場合でも、状態に応じて必要な治療を行えば、マウスピース矯正を検討できることがあります。大切なのは、虫歯を放置せず、口腔内の健康を整えたうえで矯正計画を立てることです。

毎日のケアで虫歯のリスクを減らす

矯正中は、食後の歯磨きやフロスの使用、マウスピースの洗浄を継続しましょう。水以外の飲み物を飲むときは装置を外し、歯を清潔にしてから再装着することもポイントです。

気になる症状があれば早めに歯科医院へ

歯がしみる、痛む、歯ぐきが腫れるなどの症状がある場合は、矯正中であっても早めに相談しましょう。定期検診を受けながら、歯並びと歯の健康の両方を守ることが大切です。

虫歯がある状態で矯正を始められるか不安な方へ

まずは歯と歯ぐきの状態を確認し、ご自身に合った治療の進め方を相談してみましょう。

ご相談・ご予約はこちら

監修者情報

理事長 小池 陵馬 Ryoma Koike

小池 陵馬(こいけ りょうま)
BF中日ビル歯科・矯正歯科/医療法人清翔会 理事長

矯正治療のスペシャリストとして培った噛み合わせの専門知識と、30,000件超の豊富な臨床経験を基に、歯を削らない審美治療「ブラックフィルム」を通じて、患者さまの天然歯を守りながら理想の笑顔を実現しています。

略歴・資格・認定・実績

  • 広島大学歯学部 卒業
  • 名古屋市立大学口腔外科 非常勤講師
  • 日本顎咬合学会 認定医(噛み合わせ認定医)
  • インビザライン「レッドダイヤモンド・プロバイダー」(国内最高ランク)
  • 症例数30,000件以上の矯正治療実績

その他

  • 全国17院を展開