
「歯並びは遺伝や顎の大きさだけで決まるもの」 と思っていませんか?
実は、歯並びや噛み合わせには、 日常の姿勢やお口周りの習慣が関係することがあります。
特に、長時間のスマートフォン操作やデスクワークなど、 普段何気なくとっている姿勢には注意が必要です。
この記事では、 歯並びとの関係が気になる姿勢を5つ取り上げ、 日常生活で意識したいポイントを分かりやすく解説します。
歯並びには、遺伝・顎の成長・歯の大きさ・舌や唇の使い方など、 さまざまな要素が関係しています。
姿勢と歯並びにはどんな関係がある?
歯並びは「歯」だけを見ればよいわけではありません
歯は顎の骨の中に並んでいますが、 その位置や噛み合わせには、 舌・唇・頬などのお口周りの筋肉も関係しています。
さらに、姿勢が変化すると頭や首の位置、 下顎の位置などにも影響することがあります。
特に成長期のお子さまでは、 日常的な姿勢やお口の使い方が長期間続くことで、 顎や口腔周囲の機能に影響する可能性があります。
大切なのは「姿勢だけ」を原因と決めつけないこと
歯並びが気になるからといって、 姿勢だけを改善すれば必ず歯並びが整うわけではありません。
歯の大きさや顎の形、 成長状態、噛み合わせ、 舌や唇の動きなどを含めて確認することが大切です。
歯並びに影響する可能性がある姿勢5選
ここでは、普段の生活でついやってしまいがちな姿勢を5つ紹介します。 すべてのケースで歯並びに影響するわけではありませんが、 気になる習慣がないかチェックしてみましょう。
頬杖をつく
片側の手で顎や頬を支える姿勢を長時間続けると、 顎に一方向から力がかかる状態になります。
CHECK POINT左右どちらか一方だけで頬杖をつく習慣がないか確認してみましょう。
うつ伏せで寝る
うつ伏せ寝では、顔を横に向けたり、 顎や頬を寝具に押し付けたりすることがあります。
CHECK POINT長時間同じ方向に顔を向けた状態になっていないか意識してみましょう。
スマートフォンを下向きで見る
スマートフォンを低い位置で見ると、 頭が前に出て背中が丸くなりやすくなります。
CHECK POINT画面をできるだけ目線に近づけ、 首や背中を丸めすぎないよう意識しましょう。
背中を丸めて座る
長時間の猫背姿勢では、 頭や首の位置も前方へ移動しやすくなります。
CHECK POINTデスクワークや勉強中は、 背中を丸めたまま長時間過ごさないよう注意しましょう。
いつも同じ方向を向いて過ごす
テレビを見るときや寝るときなど、 いつも同じ方向に顔や身体を向ける習慣がある場合も、 一度見直してみましょう。
CHECK POINT左右どちらか一方に偏った姿勢を長時間続けていないか、 日常生活を振り返ってみましょう。

姿勢が悪いと歯並びにどんな影響がある?
下顎の位置や頭の位置との関係
頭部の位置が変化すると、 下顎の位置や首周りの筋肉の使い方にも 変化が生じることがあります。
そのため、姿勢と噛み合わせについて考える場合には、 歯だけではなく顎や首、舌などを含めて お口全体の機能を見ることが重要です。
「姿勢を直せば歯並びも必ず治る」 というものではないため、 気になる場合は歯科医院で状態を確認しましょう。
特に成長期のお子さまは日常習慣にも注目
成長期は顎や歯列が変化する時期です。 そのため、普段の姿勢や呼吸、 舌の位置など、お口周りの習慣を確認することも大切です。
今日からできる姿勢の見直し方
姿勢を意識するといっても、 常に完璧な姿勢を維持する必要はありません。 まずは日常生活の中で、 無理なくできることから始めてみましょう。
画面を低い位置に置きすぎず、 首を大きく下げないよう意識しましょう。
デスクワークや勉強では、 足を安定させて座ることを意識しましょう。
気づいたときに手を外し、 左右どちらかに顎を押し付け続けないようにしましょう。
長時間座り続ける場合は、 ときどき立ち上がって身体を動かしましょう。
歯並びや噛み合わせが気になる場合は、 姿勢だけで判断せず歯科医院へ相談しましょう。
お子さまの場合は、 歯の生え変わりや顎の成長も含めて確認することが大切です。
頬杖や猫背など、 長年続いている習慣はすぐに変えるのが難しい場合もあります。 まずはスマートフォンを使うときや、 デスクワークをするときなど、 特定のタイミングから意識してみるのがおすすめです。
歯並びが気になる場合は歯科医院で確認しましょう
自分では原因を判断しにくいケースもあります
歯並びが悪くなった原因は、 姿勢だけでは判断できません。
歯の大きさや顎の形、 上下の顎の位置関係、 歯の生え方や噛み合わせなどを確認する必要があります。
「姿勢が悪いから歯並びも悪い」と考えすぎない
姿勢を意識することは、 身体全体の健康を考えるうえでも大切です。 ただし、歯並びの状態には個人差があります。
「歯が重なっている」 「前歯が出ている」 「噛み合わせが気になる」 などの症状がある場合は、 歯科医院で相談してみましょう。
歯並びと姿勢に関するよくある質問

毎日の姿勢を見直して、歯並びとお口の健康を考えましょう
歯並びは、遺伝や歯の大きさ、 顎の成長などさまざまな要因によって決まります。
一方で、頬杖やうつ伏せ寝、 スマートフォンを見る姿勢、 猫背など、日常の習慣にも目を向けることは大切です。
ただし、 「姿勢を改善すれば歯並びが治る」と単純に考えることはできません。 歯並びや噛み合わせが気になる場合には、 実際のお口の状態を確認することが大切です。
「自分の歯並びが気になる」 「子どもの歯並びを一度見てもらいたい」 「噛み合わせについて相談したい」 という方は、 まずは歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。
歯並び・噛み合わせについて
気になることを相談してみませんか?