大人の受け口は矯正できる?治療方法・費用・期間と後悔しないためのポイント|BF中日ビル歯科・矯正歯科|名古屋市 栄の歯医者

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大人の受け口は矯正できる?治療方法・費用・期間と後悔しないためのポイント

困る人
受け口は大人になってからでも矯正できるのでしょうか。治療方法の選び方から費用、期間、外科手術が検討されるケースまで、治療を始める前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。

下の前歯が上の前歯より前に出ている受け口は、見た目だけでなく、噛み合わせや発音に影響することがあります。大人になると矯正は難しいのではないかと不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、大人でも歯並びや噛み合わせを改善できる可能性があります。適した治療方法は、歯の傾きによるものなのか、顎の骨格によるものなのかによって異なります。まずは原因を正しく把握し、自分に合った治療方針を検討することが大切です。

01大人の受け口とは?矯正を検討したい理由

受け口と反対咬合の違い

受け口は、下の前歯が上の前歯より前方に位置している状態を指します。歯科では反対咬合と呼ばれ、前歯の噛み合わせが通常とは反対になっていることが特徴です。

見た目には下顎が前に出ているように感じられることがありますが、実際には歯の傾きが主な原因の場合もあれば、上下の顎の位置関係が関係している場合もあります。

大人になってから受け口を矯正するメリット

受け口を矯正することで、歯並びや前歯の噛み合わせの改善が期待できます。噛み合わせの状態によっては、食べ物を噛みやすくなったり、歯にかかる力の偏りを軽減できたりする場合があります。

また、口元の印象が変化する可能性もあります。ただし、顔立ちの変化は原因や治療方法によって異なり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。

受け口を放置するとどのような影響がある?

受け口の状態によっては、前歯で食べ物を噛み切りにくい、発音しづらい、特定の歯に負担が集中するといった問題が生じることがあります。歯磨きが難しい部分がある場合には、虫歯や歯周病のリスクにも注意が必要です。

ただし、受け口だからといって必ず問題が起こるわけではありません。噛み合わせや歯周組織の状態を確認し、治療の必要性を判断することが大切です。

子どもの矯正と大人の矯正の違い

成長期の子どもは、顎の成長を利用した治療を検討できる場合があります。一方、大人は顎の成長がほぼ終わっているため、基本的には歯の移動を中心とした矯正を行います。

骨格的なずれが大きい場合には、歯の矯正だけでは十分な改善が難しく、外科的な治療を組み合わせることがあります。年齢だけで治療の可否が決まるわけではなく、口腔内の状態や全身の健康状態も含めて判断します。

02大人の受け口になる原因を知ろう

歯の傾きが原因の受け口

上下の顎の骨格に大きな問題がなくても、下の前歯が前方に傾いていたり、上の前歯が内側に傾いていたりすると、受け口になることがあります。

このように歯の位置や傾きが主な原因であれば、ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置などを用いて歯を移動させ、噛み合わせの改善を目指せる場合があります。

顎の骨格が原因の受け口

下顎が上顎より前に位置している、あるいは上顎の成長が相対的に小さいなど、骨格のバランスが関係して受け口になるケースもあります。

骨格のずれが軽度であれば、歯の移動によって噛み合わせを調整できる場合があります。一方、ずれが大きい場合には、歯列矯正だけで十分な改善を得ることが難しいこともあります。

遺伝や成長過程が関係することもある

顎の形や大きさ、歯の位置などには遺伝的な要素が関係することがあります。また、成長過程での顎の発育のバランスも、受け口の形成に影響する場合があります。

原因は一つとは限らず、歯と顎の両方が関係していることもあります。そのため、見た目だけで原因を判断せず、歯科医院で検査を受けることが重要です。

自己判断で治療方法を決めないことが大切

前歯の見た目だけを見て、マウスピース矯正で治せそうだと判断するのは避けましょう。歯の根の位置や顎の骨格、奥歯の噛み合わせまで確認しなければ、適切な治療方針を決めることはできません。

受け口の治療で重要なポイント

歯並びだけを整えるのではなく、上下の歯がどのように噛み合っているか、顎の骨格にどの程度のずれがあるかを確認したうえで治療方法を選ぶことが大切です。

03大人の受け口矯正で選ばれる治療方法

ワイヤー矯正で歯並びと噛み合わせを整える

ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、ワイヤーの力を利用して歯を移動させる方法です。歯の移動を細かく調整しやすく、幅広い症例で検討されます。

装置が目立ちやすいことや、食事・歯磨きに工夫が必要なことがデメリットです。歯の表側に装置を付ける方法のほか、症例や医院の対応によっては裏側に装置を付ける方法もあります。

マウスピース型矯正装置で治療する

透明に近いマウスピース型の装置を段階的に交換しながら、歯を少しずつ移動させる方法です。装置が目立ちにくく、取り外して食事や歯磨きができる点が特徴です。

一方で、治療計画どおりに歯を動かすためには、歯科医師の指示に従って決められた時間装着する必要があります。受け口の程度や歯の移動量によっては適応が難しい場合があり、ワイヤー矯正など別の方法が適していることもあります。

外科的矯正治療を組み合わせるケース

顎の骨格のずれが大きい場合には、歯列矯正と顎の骨を移動させる手術を組み合わせる外科的矯正治療が検討されることがあります。

一般的には、手術前後の矯正治療を含めた計画を立て、噛み合わせと顎の位置関係の改善を目指します。適応の判断には精密検査が必要であり、治療内容や負担、リスクについて専門的な説明を受けることが大切です。

自分に合った矯正方法を選ぶためのポイント

歯の傾きが主な原因

歯列矯正によって改善できる可能性があります。歯の移動量や噛み合わせを踏まえて装置を選びます。

骨格のずれが大きい

歯の矯正だけでは対応が難しいことがあります。外科的矯正治療の適応も含めて検討します。

目立ちにくさを重視

マウスピース型矯正装置などが候補になりますが、症例に適していることが前提です。

治療の確実性を重視

装置の特徴だけでなく、治療計画や通院頻度、日常生活での管理方法も比較しましょう。

頬杖

04大人の受け口矯正にかかる費用と治療期間

受け口矯正の費用相場

矯正治療の費用は、歯並びの状態、治療方法、治療範囲、通院先によって異なります。一般的な自由診療の目安としては、全体矯正で数十万円から百数十万円程度になることがあり、外科手術を伴う場合は費用の構成がさらに変わります。

下記はあくまで参考となる幅であり、実際の料金を保証するものではありません。検査料、調整料、保定装置の費用などが別途かかる場合もあるため、総額で確認しましょう。

治療方法 費用の目安 主な特徴
ワイヤー矯正 約60万〜130万円 幅広い歯の移動に対応しやすい
マウスピース型矯正 約60万〜120万円 装置が目立ちにくく取り外しができる
外科的矯正治療 治療計画や保険適用の有無で異なる 顎の骨格のずれが大きい場合に検討
費用を比較するときの注意点

上記の金額は一般的な参考例です。実際の費用は医療機関や症例によって大きく異なります。外科的矯正治療は、顎口腔機能診断施設など所定の条件を満たす医療機関で、保険適用となる場合があります。適用条件や自己負担額については、治療前に医療機関へ確認してください。

治療期間はどれくらいかかる?

歯列矯正の治療期間は、症例の難易度や歯の動き方、治療方法によって異なります。全体矯正では、おおむね1年半から3年程度が一つの目安ですが、受け口の程度によってはそれ以上かかる場合もあります。

外科的矯正治療では、手術前後の矯正や術後の経過観察も含めて計画を立てます。そのため、歯列矯正だけの場合より長い期間が必要になることがあります。

治療費以外に確認したい費用

矯正治療を検討するときは、装置代だけでなく、初診相談料、精密検査料、診断料、毎回の調整料、保定装置の費用なども確認しましょう。

治療後には、歯が元の位置に戻る後戻りを防ぐために保定装置を使用します。保定期間中の通院費用が別途必要になることもあるため、治療開始から終了後までの総額を把握しておくと安心です。

医療費控除や保険適用について

矯正治療は原則として自由診療ですが、噛み合わせなどの機能的な問題を改善する目的で行われ、一定の条件を満たす場合には医療費控除の対象となる可能性があります。審美目的のみの矯正は、一般的に対象外です。

また、外科的矯正治療などでは、定められた条件を満たす場合に健康保険が適用されることがあります。適用の可否は個別に判断されるため、治療計画とあわせて歯科医師や関係機関に確認しましょう。

05受け口矯正を始める前に確認したいこと

精密検査で歯と顎の状態を把握する

適切な治療方法を選ぶためには、歯並びだけでなく、顎の骨格、歯の根の位置、歯周組織、奥歯の噛み合わせなどを確認する必要があります。レントゲン撮影や口腔内の検査、必要に応じて歯科用CTなどを用いて診断します。

検査結果をもとに、どこまで歯を動かせるか、抜歯が必要か、外科的治療を検討する必要があるかなどを判断します。

虫歯や歯周病がある場合は先に治療することも

矯正治療を始める前に、虫歯や歯周病の有無を確認することが重要です。歯周病が進行している場合、歯を動かすことで歯や歯を支える組織に負担がかかる可能性があります。

口腔内に治療が必要な問題がある場合は、先に治療や管理を行い、状態を整えてから矯正を開始することがあります。矯正中も定期的な検診と丁寧なセルフケアを続けましょう。

治療中の痛みや生活への影響を理解する

矯正装置を装着した直後や調整後には、歯が押されるような痛みや違和感が生じることがあります。多くの場合は時間とともに落ち着きますが、痛みの程度には個人差があります。

ワイヤー矯正では装置が口の中に当たることがあり、マウスピース型矯正装置では装着時間の管理が必要です。仕事や食事、歯磨きなどへの影響も含めて、無理なく続けられる方法を相談しましょう。

治療後の後戻りを防ぐために保定する

矯正治療によって歯並びが整っても、治療直後は歯が元の位置に戻ろうとすることがあります。そのため、治療後にはリテーナーと呼ばれる保定装置を使用し、歯並びを安定させます。

保定装置の種類や装着時間、保定期間は症例によって異なります。歯科医師の指示に従い、定期的に状態を確認してもらうことが大切です。

複数の治療方針を比較して納得してから始める

受け口の治療には複数の選択肢がある場合があります。それぞれのメリットやデメリット、期待できる改善の範囲、費用、期間、リスクについて説明を受け、納得したうえで治療を選びましょう。

  • 受け口の原因が歯の傾きか、顎の骨格かを確認する
  • 治療方法ごとの費用と期間を比較する
  • 抜歯や外科手術の可能性について確認する
  • 治療中の通院頻度やセルフケアの方法を確認する
  • 治療後の保定とメンテナンスまで計画に含める

06大人の受け口矯正に関するよくある質問

大人になってからでも受け口は矯正できますか?

はい、大人でも矯正できる可能性があります。歯の傾きが主な原因であれば歯列矯正で改善を目指せる場合があります。一方、顎の骨格のずれが大きい場合は、外科的矯正治療が検討されることもあります。適した方法は検査によって判断します。

マウスピース矯正だけで受け口を治せますか?

症例によっては、マウスピース型矯正装置で改善を目指せる場合があります。ただし、骨格のずれが大きい場合や複雑な歯の移動が必要な場合には、別の治療方法が適していることもあります。装置の見た目だけで選ばず、診断を受けることが重要です。

受け口の矯正には何年くらいかかりますか?

歯列矯正では1年半から3年程度が一つの目安ですが、症例によって期間は異なります。骨格の問題が大きく、手術を組み合わせる場合には、手術前後の矯正期間も必要です。検査後に個別の治療計画を確認しましょう。

受け口矯正の費用は保険適用になりますか?

一般的な矯正治療は自由診療ですが、顎変形症などで外科的矯正治療が必要と診断され、所定の条件を満たす場合には保険適用となることがあります。適用条件や治療を受けられる医療機関について、事前に確認してください。

受け口を矯正すると顔つきも変わりますか?

歯並びや噛み合わせが改善することで、口元や横顔の印象が変わる場合があります。ただし、変化の程度は歯の傾きや顎の骨格、治療方法によって異なります。希望する変化がどの程度見込めるか、治療前に歯科医師と相談しましょう。

矯正治療には痛みがありますか?

装置の装着直後や調整後に、歯が押されるような痛みや違和感が出ることがあります。感じ方には個人差があり、痛みが強い場合や長く続く場合は、自己判断せず歯科医院に相談してください。

歯並び

07大人の受け口矯正は原因の確認から始めよう

年齢だけで矯正をあきらめる必要はありません

大人になってからでも、受け口の改善を目指せる可能性があります。大切なのは、受け口の原因や程度を正しく把握し、自分に合った治療方法を選ぶことです。

歯並びと顎の骨格の両方を確認する

歯の傾きが主な原因なのか、顎の骨格が関係しているのかによって、適した治療方法は異なります。ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置に加え、症例によっては外科的矯正治療も選択肢となります。

費用や期間、治療後の管理も含めて検討する

矯正治療は、装置を外したら終わりではありません。治療期間や費用だけでなく、保定装置の使用や定期的なメンテナンスも考慮し、長期的な視点で計画を立てましょう。

まずは歯科医院で相談してみましょう

受け口が気になっている方は、まず現在の歯並びや噛み合わせを確認することから始めてみてください。検査や相談を通じて、どのような治療が適しているかを知ることが、納得できる選択につながります。

受け口や噛み合わせのお悩みはありませんか?

自分に合った矯正方法を知りたい方は、まずは歯科医院で相談してみましょう。歯並びや顎の状態を確認し、治療の選択肢を検討することが大切です。

矯正治療について相談する

※本記事は一般的な歯科情報の提供を目的としています。治療方法、費用、期間、保険適用の可否は、歯並びや顎の骨格、口腔内の状態、医療機関の診断などによって異なります。実際の治療については歯科医師による診察と説明を受けてください。

監修者情報

理事長 小池 陵馬 Ryoma Koike

小池 陵馬(こいけ りょうま)
BF中日ビル歯科・矯正歯科/医療法人清翔会 理事長

矯正治療のスペシャリストとして培った噛み合わせの専門知識と、30,000件超の豊富な臨床経験を基に、歯を削らない審美治療「ブラックフィルム」を通じて、患者さまの天然歯を守りながら理想の笑顔を実現しています。

略歴・資格・認定・実績

  • 広島大学歯学部 卒業
  • 名古屋市立大学口腔外科 非常勤講師
  • 日本顎咬合学会 認定医(噛み合わせ認定医)
  • インビザライン「レッドダイヤモンド・プロバイダー」(国内最高ランク)
  • 症例数30,000件以上の矯正治療実績

その他

  • 全国17院を展開